はるむい(森の畑)とは
はるむい(森の畑)とは
- 自然栽培(自然農法・自然農)
- 自家採種(固定種・在来種のたねとり)
- アグロフォレストリー(森林農法)
- 大地の再生(空気と水の循環)
- ねしねじ(エネルギースイッチ)
- 根っこワーク(微生物ネットワーク)
- バイオダイナミック(シュタイナー)
- 静電三法・イヤシロチ(カタカムナ)
- 古代農法
などなど…
先人たちの様々な叡智を取り入れながら
地球の調和の仲間に入れてもらう農のかたちであり
生き方、在り方です。
すべてのいのちの調和と多様性を大切に
7世代先まで持続可能で
土壌流出の防止や
水資源の保全
山を守り海を守り
森を守りたねを守り
地球を守り人間を守り...
大きな志を持ちながら
むずかしく考えすぎず
なんてったって楽しい😆
農のかたちです
むい自然農園学校のヴィジョン
◎沖縄やんばるを本拠地にして、みなさんに森の畑(はるむい)を伝えたい
はるむい(森の畑)は、おいしくて体にも地球にもやさしい作物を育てるだけでなく、癒やされ、調和し、元氣になれる場所です。
ここでは、大人も子どもも一緒に学び合い、森を守ります。森を守れば海も守れ、地球を守れば人も守れます。
はるむい(森の畑)にはこんないいことあります
・微生物、動植物、無機物、人間… すべてのいのちの調和 (生物多様性の保持)
・7世代先まで持続可能な農
・土壌流出の防止
・水資源の保全
・防風林
◎たねの家を創り、いのちの源「たね」を守り、固定種・在来種をみんなでシェアし次の世代に伝えます!
自家採種(たねとり)の仕方を学んだり、たねを保存したり、交換したり、借りたり預けたりできる場所を創ります。
◎それぞれの個性を大切にし合う、コミュニティを創ります!
衣食住、アート、教育、自然医療など、得意なことを生かし合うこれからの時代のコミュニティ。
その中心のひとつになる畑を、誰もが楽しみながらできる智慧をシェアし合える場所にして、つながり合っていきます。
むい自然農園学校が社会に貢献できること
●いのちの源「たね」の大切さを伝え、実際にシードバンクで固定種・在来種のたねをみんなでシェアしていきます。
●本当の自立なしでは本当の豊かさはなく、本当の自立は「たね」や水資源などの「いのちの源」を守り、次世代につないでいくことが、みんなが安心して、ありのままの自分で暮らす社会には必要不可欠だと考えています。
●耕さない「はるむい(森の畑)」を日本中に増やすことで、表土流出を防ぎ、海がきれいになることで、山がきれいになり、水資源を守りながら大地に元氣を取り戻します。
●ほとんど行われなくなった「自家採種(たねとり)」を復活させ、作物の一生と付き合うよろこびを分かち合い、「食」がどこからやってきているかを誰もが理解し、いのちを尊重しあえる学びの場をつくります。
●従来の農業はたいへんだというイメージを変え、新規就農の支援と、適正価格で販売できるシステムをととのえ、元氣で豊かな農家を増やしていきます。
●家庭菜園へのハードルをなくし、やりたい人が自分のペースで続けられる方法をお伝えします。
むい自然農園学校・座学カリキュラム
●はるむい(森の畑)とは
農法という枠にとらわれず、古来から伝わる先人たちの様々な叡智を取り入れ、自然と対話し、畑でアートする「はるむい」の概要
●根っこワーク(微生物ネットワーク)
自然界で植物が育つ仕組みを知ることによって、耕さないことの意味や実際に畑で作物の手助けをするヒントを学ぶ
●たねの基本
固定種・在来種、F1(一代交配種)、挿し木や株分けなど、「たね」とは何かと植物の殖やし方の基本
●農法について
知ったうえで選択できるように、様々な農法の現状を学ぶ
●野菜たちの出身地を想像しよう
野菜の原産地や日本に伝わった歴史を知り、なぜ「たね」が大切なのかや野菜による対応方法を学ぶ
●農業の歴史と古代農法・伝統農法
歴史を学ぶことによって固定観念から解き放たれて、マニュアルに沿った畑仕事から、自由に表現して楽しむ畑仕事へ
●イヤシロチとカタカムナ
古代の叡智から土地と電圧・磁場の関係などを学び、持続可能な農に活かす
●福岡正信「無Ⅲ 自然農法」を読み解くシリーズ
●自然な身体の在り方・使い方
●木も見て森も見る~「大地の再生」と「土中環境」の自然観に学ぶ
●月と農、天体と植物~古代からの智慧とシュタイナーに学ぶ
●シュタイナー「農業講座」を読むシリーズ
●自然な畑って何?~流行りの農法の解説と微生物の基礎知識
●野草について
●畑で感じたことのシェア会
感じたことを共有することによって、マニュアルではわからない様々な視点を学ぶ
むい自然農園学校・実践カリキュラム
●はるむい(森の畑)のつくりかた
地形や水脈、方位、植物などを観察して、持続可能な畑をデザインする
●開墾
ユンボを使わず、木を全部は切らず、森と共生する開墾を実践する
●たねまき・植えつけ
基本的なたねまき・植えつけの方法と土のコンディションによっての対応方法を学ぶ
●お世話・草刈り
草刈り、まびき、支柱立てなど作物のお世話の実際と、作物と対話してケースバイケースで対応することを学ぶ
●収穫
収穫の実際と食べられる部分や調理法を学ぶ
●たねとり
たねとり用に作物を残すところから、作物の一生の観察とたねとりの実際、たねをはずしたり保存したりまでを実践する
●畑のメンテナス
トラブルが起きたときにどう対応するかを学び、今うまくいってるかどうかだけでなく持続可能な状態かもチェックする
●身体の使い方
自然な身体の使い方を学び、疲れにくく腰痛などにならない身体操作を実践する
【はるむい(森の畑)のつくりかた】
草ぼーぼー、木も生えてきた土地がベスト
①まずは観察
草木の背丈、色、種類 水はけ
大雨の後に水溜まりあるか 傾斜はあるか
地形はどんなか 土の手触り、匂い
地下の水脈、東西南北、太陽と月の通る道
溝を掘ったり、ねじねじ納めたり
②土地と対話して
畝をつくるかつくらないか
どこの草を刈りどこに木を残すか
木に話しかけて切らせてもらう
どこに何のたねを蒔くか
土はつくれないことを知り
どこにたねを蒔くかに意識を集中
③作物と対話して
まびきしたり草をとったり
支柱を立てたり地這いにしたり
元氣に育てばありがとう
元氣なくてもありがとう
その場所でそのときの最善だと知り
恵みにありがとう
④自然と対話して
微生物たち、草たち、虫たち
動物たち、石たち、人間たち
完璧なハーモニーにありがとう
作物の一生と付き合って
花の美しさを愛でて
たねとりしていのちを循環させて
また初めてのようにたねまき